夢を叶える誓いの言葉。ヨガのサンカルパとは?

「ヨガ」と言うと、柔軟性の高いポーズを取っているところを連想する方が多いですが、ポーズを取るだけがヨガではありません。
ヨガの起源は約5000年前のインドで、男性の修行僧たちの修行の一環として行われていたのが始まりだと言われています。
ポーズだけでなく、呼吸や瞑想、そして考え方など全てがヨガにとって大切な要素です。

この記事では、ヨガの考え方の一つ「サンカルパ」について解説していきます。
普段のレッスンではあまり聞かない言葉かもしれませんが、ヨガについてもっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さいね。

サンカルパとは?

ヨガのレッスンの始めに今日のクラスの目標などを決めたり、ヨガニードラの途中で今の自分の叶えたい希望などを唱えたりしたことがある方もいるのではないでしょうか。
ヨガではこの「目標」や「抱負」のことを、「サンカルパ」と言います。

サンカルパはサンスクリット語で、直訳すると「意思」や「決意」などの意味を持つ言葉です。
サンカルパを唱えることで、自分の夢や希望が叶えやすくなると言われていますよ。

神社に行った時にする願い事と混同されがちですが、サンカルパは願い事をするのではなく、自分自身に誓いを立てます。
「〇〇になりますように」と神頼みをするのではなく、自分自身の潜在意識に語りかけ、約束をすることで、より願いが叶いやすくなると言われていますよ。

サンカルパを唱える効果的なタイミングは?

では、サンカルパはいつ、どんな時に唱えると良いのでしょうか。
サンカルパは自分の意思や決意を唱えるだけなので、いつでもどんなときでも実行することができます。
しかし、せっかくサンカルパを唱えるなら、なるべく願いが叶いやすい状態で唱えたいですよね。
そこでオススメなタイミングを3つご紹介します。

  1. 新年など、気持ちを新たにする時

    新年の抱負を毎年決めている、という方も多いのではないでしょうか。
    サンカルパのやり方を取り入れることで、より願いが叶う確率が高くなりますよ。
    来年の目標を立てる際はぜひ取り入れてみて下さいね。
  1. ヨガニードラの前後

    眠りのヨガ、と呼ばれるヨガニードラは体験したことがありますか。
    ヨガニードラは、究極のリラクゼーション法とも言われ、眠りと覚醒の間の状態になります。
    この状態でサンカルパを唱えることで、自分の中の意識の深い部分に働きかけることができると言われていますよ。
  1. 瞑想の中で行う

    瞑想中もサンカルパを唱えるのにオススメですよ。
    外の世界を遮断し、意識を自分の内側に向けているため、この状態でサンカルパを唱えることで、潜在意識に届きやすくなります。
    朝起きた時や夜寝る前などに瞑想する習慣がある方は、サンカルパを唱えるのも取り入れてみて下さいね。

サンカルパに適した誓いとは?

サンカルパに適した誓いを決めることで願いが叶いやすくなりますよ。
サンカルパを決める時は、次の3点に気をつけましょう。

  1. 自分の行動を明確にする

    サンカルパは自分との誓いの言葉なので、自分がやるべき行動を明確にするようにしましょう。
    例えば「来年の4月までに10kg痩せられますように」というのは、最終的な目標であって、自分の行動ではないですよね。
    実際に10kg痩せようと思ったら、誰かに任せていれば痩せられるわけではなく、自分自身が運動量を増やす、食事を改善するなど行動するしかありません。
    ダイエットしたい場合は、「毎日3kmジョギングする」など、具体的な自分の行動を入れると良いですよ。
  2. 否定文ではなく、肯定文にする

    サンカルパを決める時は、否定文ではなく肯定文にしましょう。
    否定文にしてしまうと、自分が取りたくない行動に関するワードが含まれてしまいます。
    例えば、ダイエットしたいと考えている時、「絶対に間食をしない」というのはオススメしません。
    「間食」というワードが入ってしまうと、私達の脳は「間食」のことを考えるようになってしまいます。
    「〇〇しない」ではなく、「〇〇する」という文章を考えるようにしましょう。
  3. 簡潔な言葉にする

    願いが叶う、と言われると、ついつい長い文章を考えてしまいがちです。
    しかし、サンカルパを決める時はなるべく簡潔で短い言葉にした方が効果的ですよ。
    例えば、「来年の4月までに毎日3kmジョギングを続けて10kg痩せて、素敵なワンピースを着れるようになる!」などの目標にしてしまうと、自分が本当にやるべきことがなんなのかわかりづらくなってしまいますよね。
    それよりも「毎日3kmジョギングする」だけに絞った方が効果的です。
    なるべく短くてわかりやすい文章にしたほうが、自分の行動が明確になり、結果が出やすいですよ。

一人でもできる!サンカルパ瞑想の具体的なやり方

サンカルパで唱える言葉を決めたら、次は実際にやってみましょう。
具体的な手順は以下の通りです。

  1. あぐらの姿勢やシャバーサナ(仰向けの姿勢)など、リラックスできる楽な姿勢を取る
  2. 目を閉じて自然な呼吸をする
  3. 少しずつ呼吸に意識を向ける
    息が鼻の穴を通る感覚や、お腹が膨らんだり凹んだりする感覚に意識を向ける
  4. 十分にリラックスできたと感じたら、3回サンカルパを唱える
  5. 願いが叶った時の具体的なイメージを思い浮かべる
    例)痩せた自分の姿、周りの人の表情、どんな気持ちかなど、具体的に。
  6. 瞑想を行う
  7. 瞑想を終わる前に、もう一度3回サンカルパを唱える
  8. ゆっくりと意識を外に向けていき、目を開ける

一人になれる静かな場所で行うのがオススメです。
またリラックスできる音楽や自然音をかけるのもいいですよ。

サンカルパで自分の夢を叶えよう!

ヨガのサンカルパは夢を叶えてくれる誓いの言葉です。
実際、私もインドでサンカルパの誓いを立てたことがあります。
ヨガスクールに通っている間に1度だけ立てた近いでしたが、なぜかすごく心に残って、半年間ずっと継続することができましたよ。

サンカルパは一人でも唱えることができますが、初めて行う際はヨガニードラや瞑想中にインストラクターなどに声をかけてもらい、そのガイドに従いながら行うのがオススメです。
classmallでは、オンラインでヨガニードラのクラスや瞑想のクラスが開催されるので、ぜひチェックしてみて下さいね。

またヨガの起源や歴史ついてもっと知りたい方は、コチラの記事も読んでみてくださいね。
ヨガのポーズだけではなく、ヨガの歴史や考え方を知ることで、もっとヨガを楽しみましょう!

この記事を監修してくれたのは

ちーちゃん
ちーちゃん
会社員時代にヨガを始め、アフリカで青年海外協力隊として2年間活動後、インドに渡りRYT200の資格を取得。帰国後、YOGA Ed. キッズヨガ講師養成講座及びチェアヨガ講座PI1、助産師による産前産後ヨガ講座を修了。
現在はフリーのヨガインストラクター兼webライターとして活動中。ヨガ哲学が好きで、ポーズだけでなく心のヨガについても発信中。

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